SI接頭辞

author: 371tti


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SI接頭辞とは、単位の前につけることで、量の大きさを 10 のべき乗で表すための接頭辞である。

決して単位ではない。

たとえば、

1km=103m
1mm=103m

である。巨大/極小の数を人間が読める形に圧縮するための記法である。

要点だけ

  • 接頭辞は単体では単位にならない。km, kHz, kW のように必ず単位と組み合わせる。
  • 大文字小文字は厳密に区別する (mM で倍率が 109 違うだろ?)。
  • micro の正式記号は μ。実務では u 代用が多い。
  • 質量は kg が基本単位だが、接頭辞を付けるときは g 基準 (mg, μg)。
  • 情報量は B (byte) と b (bit) を区別する。
  • SIは10進。2進接頭辞は KiB, MiB, GiB など。

SI接頭辞一覧

国際度量衡総会(CGPM)によって定められたSI接頭辞は以下の通りである。

標準名 (英)記号読み倍率10進表記SI採用年
quettaQクエタ103010302022
ronnaRロナ102710272022
yottaYヨタ10241,000,000,000,000,000,000,000,0001991
zettaZゼタ10211,000,000,000,000,000,000,0001991
exaEエクサ10181,000,000,000,000,000,0001975
petaPペタ10151,000,000,000,000,0001975
teraTテラ10121,000,000,000,0001960
gigaGギガ1091,000,000,0001960
megaMメガ1061,000,0001960
kilokキロ1031,0001960
hectohヘクト1021001960
decadaデカ101101960
decidデシ1010.11960
centicセンチ1020.011960
millimミリ1030.0011960
microμマイクロ1060.0000011960
nanonナノ1090.0000000011960
picopピコ101210121960
femtofフェムト101510151964
attoaアト101810181964
zeptozゼプト102110211991
yoctoyヨクト102410241991
rontorロント102710272022
quectoqクエクト103010302022

SI採用年はSIでの採用/追加年を示す。ronna/quetta, ronto/quecto は新しい拡張で、この先のデータサイエンスや物理学の分野で使用されると予想される(2026)。

標準化

SI接頭辞は国際度量衡総会(CGPM)によって定められている。CGPMは、国際的な単位系であるSIを管理する機関である。 標準化ISO 31-0(廃止)およびISO/IEC 80000シリーズは、SI接頭辞の使用方法や定義を規定している。

10進と2進

1kB=103B
1KiB=210B
2進接頭辞記号倍率
kibiKi210
mebiMi220
gibiGi230
tebiTi240
pebiPi250
exbiEi260
zebiZi270
yobiYi280
1GB=109B,1GiB=230B

よくある例

表記意味
1 mA103A
1 μA106A
1 nF109F
1 kΩ103Ω
1 ms103s
1 ns109s
1 GHz109Hz